私が推さなきゃ誰が推す

元気に推しを推すオタクが思ったことを書くブログ

推しの朗読が最高すぎた話

※ただの感想文で〜〜〜す!



私の推しはまだまだ駆け出しの新人声優なので、出演情報のほとんどがソシャゲです。ほとんどと言うほど数もないんですけどね……!
たま〜にラジオや配信のゲストで出演したり、といった感じ。


ソシャゲのお仕事は露出の少ない推しを拝める貴重な機会なので、大変ありがたいと思っています。
ただ、どうしても設定てんこ盛りなキャラだったり、単発のセリフが多くなりがち。
まあそれはそれで、色々な声や演技が聴けるので好きなんですけど、やっぱりストーリー性のあるお話だったり、キャラに頼りすぎない演技を聴いてみたいなあ……と、オタクは日々思っておりました。



そんなある日!!!(というかつい先日)
推しがゲスト出演した番組でちょっとした朗読劇を耳にする機会がありました!

正直その番組自体には全然期待をしておらず、推しが出るから聴いとくか〜という日々のルーティンの一環として流していたのですが、途中に挟まれたその朗読劇で完全に心を持っていかれました。

冒頭でも書いた通り、今まで私が耳にしてきた推しの演技は、設定もりもり&感情のせのせの、あからさまな「キャラクターを演じてますよ!!!」というものばかりでした。
しかし今回の朗読劇で推しが演じていたのは、仕事に疲れてちょっと自信を無くした「普通の青年」。
今までの比ではないほどあっさり過ぎる設定。
ストーリー自体も、自信を失った青年が1人の不思議な男性と出会い、一見どうでもいいような問答を繰り返すうちに自信を取り戻し自分のやりたかったことへの情熱を思い出す、という割りとよくある(と言ったら失礼だけど)王道のストーリー。
時間にして、たったの10分弱。

たったそれだけの朗読で、今まで私は推しの何を見てきたんだ、と足元が崩れるほどの衝撃を受けました……。

ぽつりぽつりと紡がれるセリフは、本当にただ目の前の人に喋りかけているようなトーンで、今まで私が「演技」と認識していたものとはあまりにもかけ離れていて、でも確かにそこに「感情」があるんです。
表立って叫ぶ、泣く、怒る、というのとはまた違う、言葉の端から僅かに滲み出すような悔しさとか悲しさ、そしてそこに混じる諦めが、本当に等身大のありふれた、どこにでもいる普通の人間、という感じがして、推し君はこんな演技もできる子だったんだ……と震えました。

と同時に、こんなに地力のある子なのに、それを披露する機会にあまり恵まれていない気がする。
ファンとしては、それがとってもとっても悔しい。

きっと世の中には実力があっても運やタイミングに恵まれず、日の目を見ずに埋もれてしまう人がたくさんいるんだろうけど、推しにだけはそうなってほしくない。
完全にファンのエゴですが、そう願っています。

とは言え、私にはキャスティングの権限があるわけでもないし、スポンサーやパトロンになれるような莫大な富があるわけでもないので、できることはとっても限られてる。
けど、推しが日の目を見るまで枯れてしまわないように、席を埋めたりファンレターやプレゼントを送ったり、日々のちょっとした元気をお裾分けすることはできると思うんですよね!
全国の推し君のファンが、そうやってちょっとずつ元気を分けてくれれば、いつかそれが大きな結果に繋がると信じてます!
要は元気玉みたいなもんですよね!(は?)


結局何の話してんの???って感じですけど(本当は推しとの接近戦に備えてる話をしようとしてた)、推しの朗読に打ちのめされすぎて書かずにはいられませんでした。
最高でした。
何度でも自己ベストを塗り替えてくれる君を推せて幸せです!!!



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